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Mexicoのメルカドは歩いているだけで面白い②

こんにちは。

前回お届けしたメキシコはテスココのマーケット(Mercado、メルカド)の第二弾です。
今回はお魚やお肉、そして屋台の風景などをお届けします。またまた、お散歩気分で見ていただければと思います♪

こちらはギッシリと袋に入った乾燥エビ等を販売しているお店にて。エビがでかいです。


生のエビや魚達もこんな感じで、氷の上に置かれ売られています。


鮮魚のディスプレイもなんか迫力あります。大きな魚の上に乗ってる魚は、ナマズだろうか??


こちらはお肉屋さん。狭い路地に所狭しと様々なお肉屋さんが店を構えています。

お肉は上から吊り下げて販売するスタイル多し。豚の首が…!


チョリソーもこんな感じで売られています。


クリスマス前だからか、七面鳥もあちらこちらで売られていました。日本の様に小さくパック詰めされているものは無く、お肉は塊、姿もリアルな形で売られているのが普通の様です。


メルカドの中では食事が出来る屋台の様な場所も点在しています。
こちらは扉絵にも使用した「ケサディーヤ」を作っている写真。トウモロコシ粉から作られたクレープの様な「トルティーヤ」に、様々なトッピングを挟んで焼いて食べるもの。
ああ〜めっちゃ美味しそう。


こちらはマシーンでトルティーヤを製造しているところ。これもメルカド内にあります。
カメラを向けたら避けず無視せずピースしてくれる、このフレンドリーさよ!


こちらはmaíz azul(青いトウモロコシ)が練り込まれたケサディーヤで作られたトルティーヤ。
メキシコはトウモロコシの種類が豊富。ケサディーヤも様々な色のものがあります。
上に乗っかったチーズが焼かれてとろ〜っとして、さぞ美味しいんだろうなあぁ。今この時に戻って買いたいっ。


こちらはサボテンで包んで焼く、伝統的なメキシカンバーベキューのバルバコア。
お肉は羊。このサボテンで包む事でスペシャルなフレーバーになるんだとか。
この写真を撮ろうとしたら、調理人の方がちゃんとお肉が撮れる様に、さっと気を効かせてサボテンをめくってくれました。えっ嬉し。優しい〜!

 


このお二人の女性が販売していたのはTlacoyo(トラコージョ)というメキシコ中央部の伝統的な食べ物で、長蛇の列を成す大人気ぶり。
すぐには買えないと思い、時間を置いて再訪問したら、もうほぼ販売終了(泣)

本来は1ダースで売っているものだそう。そこを「2枚だけでいいから残ってないか」と言ったら、「本来は売らない形の悪いものだから」となんと、タダでこれをくれたんです…!

こんなにもくれました。えっお金払いますよっと言ったのですが、意に介さず。
えーっ。悪いなあ。でも、嬉しーい!
トウモロコシ粉で作られたパンの様な外見。中には豆やジャガイモを混ぜたペーストが入っていて食べると家庭的な美味しさ!ボリュームもありました。思い出の食べ物です。

メキシコのメルカドを歩いてみて、分かった事。
それは「フレッシュな食材が手に入る場所」というのはもちろんですが、それに加えて
「思った以上に人々がフレンドリーで優しい」という事でした。
メキシコは危険も多い国。従来のこの認識はもちろん持って行動している中、人々の飾らない温かさに思いがけず触れ、私の中でイメージしていた「メキシコ」の何かが少しづつ、でも確実に変化するのを感じていました。